こんにちは!こめまめのこめです!
今回は、世界のコーヒーの産地を皆さんにお伝えしようと思います!
世界には、コーヒーの産地はたくさんあります!
皆さんがすぐに思い浮かぶコーヒーの国はどこですか?
どこの国のコーヒーでどういう特徴のコーヒーかがわかるとよりコーヒーを楽しめると思います!
それではいってみましょう!
コーヒーベルト(Coffee Belt)
まず、お伝えしたいのがコーヒーベルト(Coffee Belt)です!
コーヒーベルトとは、地球上の赤道を中心にして、南回帰線から北回帰線の間にある熱帯地方を指します!
コーヒーの栽培に適したエリアが、地球をベルトの様に巻いて位置することから、そのエリアをコーヒーベルトと呼ばれてています!
直射日光を受けても猛暑でなく平均気温が15-30℃くらい、雨の量にも恵まれていて、排水のよい土地にコーヒー農園が設けられています!
世界のコーヒー産地
個性が際立つ品質の高いものを『スペシャルティコーヒー』と呼ばれています!
そんなスペシャルティコーヒーが世界中に旋風が巻き起こる中、コーヒーの品質は向上しています!
そんな素晴らしいコーヒー豆を生む農園が世界にたくさんあるんです!
ブラジル
生産量世界トップのコーヒー大国
150年以上にわたって世界最大のコーヒー生産量のまさにコーヒーの国『ブラジル』は、栽培品種も多種多様です!
現在では世界総生産量の30%以上のコーヒーを生産しており、世界最大のコーヒー生産国と輸出国の地位を維持しています!
多数のブラジル産コーヒーは、他のコーヒー栽培と比較して標高が低い場所で栽培されているため、酸味が少なく、まろやかでボディ感のあるコーヒーが特徴とされています!
ブラジルで生産されるコーヒー豆は、約7割がアラビカ種で品種改良などによりさらに細かい品種に分かれ、その中でブルボンやムンドノーボの品種が多く栽培されています!
残りの約3割はロブスタ種で、ブラジルでは「コロニン」と呼ばれています!
コロンビア
豊かな気候による多糖多様な味
コロンビアのコーヒーの味は、フルーティーな香りかつマイルドで強いコクと苦み、濃厚な甘さがバランスのよい多糖多様な味わいになっています!
日本の3倍ほどの土地面積が南北に広がっており、多様性に満ちた地形と地域によって雨季と乾期が異なるなどの気候条件により、地域で様々な味わいの豆を載地できます!
その地域により気温、気候、標高といった栽培環境が異なるため、同じ国内であっても産地によって味や香りに変化がみられるというのが大きな特徴です!
スペシャルティコーヒーへの取り組みも盛んであり、世界のコーヒー豆の主要産地として、世界第3位の生産量を誇るまさにコーヒー大国のコロンビア!
就業人口全体の1/4である200万人以上がコーヒーに関連する仕事に就いていると言われています!
マグダレナ、サンタンデールなどの北部地方のコーヒー豆は、酸味が少なく豊かなコクがあります!
ナリーニョ、カウカ、ウイラなど南部地方のコーヒー豆は、しっかりとした酸味と柑橘系のような香りが特徴的です!
アンティオキアなどの中部地方のコーヒー豆は、北部・南部のちょうど中間のようなバランスのとれた味わいです!
パナマ
「世界最高峰の豆」とも呼ばれる話題のゲイシャ種の一大産地
パナマのコーヒーの特徴は、酸味が少なく、柑橘系のフローラルで華やかな香りで世界に衝撃を与えたゲイシャ種で知られています!
酸味や苦味が少なく、上品な香りと柔らかい口当たりの良いのが特殊です!
国土の80%が山岳地帯であり、雨季と乾季がはっきりとしている気候で、パル火山付近のミネラルが豊富な地域に農園が集まっています!
コーヒー栽培には最適な条件が揃っている数少ない国でもあります!
エスメラルダ農園が栽培を行っていたゲイシャ種がパナマスペシャルティコーヒー協会の品評会で1位を獲得し、国際オークションでは過去最高額で落札されます!
パナマコーヒーは、その香りを最大限に活かすために浅入りで焙煎するのがオススメです!
浅煎りはフルーティーさを引き出す最適な焙煎度合いです!
また、フレンチプレスという抽出方法がコーヒーの風味をぜんぶ堪能したいという時にピッタリの飲み方です。
インドネシア
アジアでも屈指のコーヒー輪出国
インドネシアは、東南アジアの南部に位置し、赤道にまたがる1万以上の大小の島からなる国です!
無数の火山と肥沃な土壌が広がり、標高1000m以上の高地では昼と夜の寒暖の差が大きく品質の良いコーヒーが育つため、栽培も盛んです!
スマトラ島を栽培地とするアラビカ種が「マンデリン」であり、ジャワ島を栽培地とするロブスタ種の「ジャワコーヒー」が有名です!
中でも独自の生豆の状態で乾燥させるスマトラ式と呼ばれる特徴的な精製方法で仕上げられた『マンデリンコーヒー』は独特なフレーバーをもちます!
深煎りで焙煎した『マンデリンコーヒー』は、苦みと深いコクが特徴で、酸味は少なくコクがあるのでカフェオレにぴったりです!
エチオピア
アラビカ種発祥のコーヒー大国
エチオピアは、アフリカの東部にあるコーヒー大国です!
コーヒー発祥地として知られており、コーヒーの実を食べたヤギが山中を飛び回っている姿を見つけて、その人がコーヒーを口にしたことで、コーヒーが発見されたと伝わっています!
大部分が山岳地で、標高が高く雨量もあり、気温も20℃前後の温暖な気候でコーヒー栽培にも適しています!
エチオピアコーヒーの特徴は、コクが深くフルーティーで上品な酸味から「コーヒーの貴婦人」と呼ばれています!
甘みと酸味のバランスがよく、そのみずみずしさからアイスコーヒーにしてもエチオピア特有の香味が味わえます!
ケニア
スペシャルティコーヒーの代表
高品質なケニアの豆は、特にヨーロッパでヨーロッパの中では第一級品のコーヒーとして位置づけられ重宝されています!
スペシャルティコーヒーの世界にはかせない存在です!
風味が非常に豊かでフルーティーで明るい酸味があり、やわらかな苦味とコクのバランスも優れているとされています!
ケニアコーヒーは焙煎度合により酸味を引き出したり甘味を強めたりと様々な味を楽しめるコーヒーです!
浅~中煎りの場合は、酸味が強く引きたたせ、中~深煎りにすると酸味が抑えられます!
ルワンダ
発展著しいアフリカコーヒーの新星
あまり聞きなじみのない国かと思いますが、東アフリカに位置する小規模農園が生産する自然栽培コーヒーが特徴です!
植民地時代に各農家に70本のコーヒー樹木の栽培が義務付けられたことに始まり、今では50万にも及ぶ小規模農で栽培が行われています!
香り高い高品質なブルボンを生産しています!
エルサルバドル
栽培に適した気候が育てる”高級種バカマラ”が注目株
雨季と乾季が半年ごとに訪れる亜熱帯の気候はまさにコーヒー栽培に最適と言えます!
特殊な品種としてブルボン種の突然変異のパカラ種が有名です!
パカス種・ラゴジペ種の交配種であるパカマラ種では、大粒でボディがあり、オレンジのような香りがするのが特徴
ホンジュラス
酸味がやわらかく日本でも人気
中央アメリカの中部に位置し、中米における最大のコーヒー生産国であるホンジュラス!
国生産量の3分の1を占めており、年間2万4千トンもの豆を輸出しています!
西部から南部にかけての標高1000m超えの山岳地帯で生産されており、栽培品種のアラビカ種はやわらかな酸味の豆を栽培しています!
クセがあまりなく、マイルドでバランスの良い味わいで、甘い香りと軽めの口当たりが特徴です。
また、ホンジュラスの生産地域によっても風味の違いも楽しむことができます。
ハワイ
日本人みんな大好きハワイはコナコーヒーの産地
最後は、皆さんもお馴染みのハワイです!
ハワイのコナ地区で生産されているプレミアムコーヒーのコナコーヒー!
世界の中でもトップクラスの高品質なコーヒーです!
やわらかな酸味と甘い香りが特徴的なコーヒーで、すっきりとした味わいが楽しめます!
コクはあるのにそこまで苦味が強くないことからブラックでも飲みやくなってます!
最後に
いかがだったでしょうか!
皆さんもお気に入りのコーヒー産地を見つけてみてはいかがでしょうか?
最後まで見て頂きありがとうございました!
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